(4)「第一歩の目標設定」

これまで父親の望む就職先、父の望む人生を歩んできたAさんにとって「自分自身で自由に選択する」という目標は、あまりに高いものでした。Aさんは第一歩として「今の自分自身の意思で選択できることは何か」を考えました。すると「休日に、億劫になって行けなかった数々の場所」が浮かびました。自分の行動範囲を狭めている、億劫な感情は「遊びに出かけると、父に怒られる」という思いでした。もう遊んでも父に怒られることは無いのに、Aさんの心の奥に億劫な感情としてインプットされ続けていたのです。こうしてAさんの第一歩の目標は「休日に好きなところに出かけて、思い切り楽しむ」になりました。その目標を実行していくうちに、必要以上に部長に対して我慢することが無くなり、部長に対するストレスを感じなくなりました。

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